70年間存続できた理由と必要な3つの力

協和が70年間存続できたのは、
電気の技術力が高かったからだけでなく、
経営学的知識が高かったからでもなく、
経営理念を風化させなかったからである。

経営で最も大切なことは、
創業からの経営理念、企業哲学、社是社訓、基本方針、
目的使命(MISSION)、有りたい姿(VISION)、
存在理由価値(VALUE)である。


そのための基本経営戦略を作り戦略目標を決め、
戦略計画、具体的戦術、日常活動(戦闘)を
推進していく。
リーダーは自分より優れた人を
使えることが最重要である。

経営陣には
①「企業理念力」
②「構想力」
③「実行力」

  が必要であり、役割分担して推進する。

理念力とは
企業の存在目的や方向性を明確にすることである。

プロセス構想力とは
経営戦略力やマーケティング力である。

実行力とは
約束厳守力、やりきる力を持つことである。


今日のつぶやき

いにしえの 道を聞きても唱えても
わが行いにせずば甲斐なし

                 (島津忠良)

立派な教えや学問を唱えるだけでは役に立たない。
自分で実践、実行することが
もっとも大切であるということ。

採用で失敗しない3つのポイントと面接時のキーワード

採用で失敗しない3つのポイントは以下の通りである。

①世の中の基本的なルールが守れる
 倫理観のある人を最優先する。

②正解のない質問を投げかけ、
 素早く論理を組み立てて説明できる
 「地頭力」を見る

③「また会って話したい」と
 思えるかどうかをチェックする。



〇質問内容
 人生の夢、目標、人生で最も辛かった経験、
 嬉しかった経験(克己心)、失敗した経験、
 学生生活で最も印象に残ったこと、尊敬する人、
 他人に負けないこと、小さい時の挫折・病気・失敗など。
 
 これまでの仕事のキャリアで
 最高の一日をあげるとしたら、
 どんな日だったか?(熱く話すか)
 好きな仕事に自分のどれくらいの時間を使うか?(70%以上)


〇面接時のキーワード

 人柄・価値観、自己紹介の内容、やる気・賢さ・
 コミュニケーション力、チャレンジ力、集中力、
 自己管理力、学生時代の考えと行動、
 関心事、判断理由、課題解決と過程と得たこと、
 残業や休日出勤、好奇心。


Why(なぜ)×3回で、
それぞれの質問を掘り下げていく。
理念経営を軸とした当社の価値観を説明する。

入社後にはA4一枚自筆レポートとして、
人生の夢や目標について記入してもらう。

現在の職種や技術が20年後あるとは限らない。
それ故、チャレンジ心や変化創造力を期待する。


今日のつぶやき

脳は想像と現実の区別がつかないので
脳に成りたい自分を覚えさせて
現実化を加速する。


お客様から来ていただくために

マーケティングとは事業の原点である。

①市場分析
➁新規事業開発
③販売方法開発


マーケティング部門の最優先の仕事は、
継続顧客の維持を戦略的に実行することである。
継続顧客の維持できずして営業拡大はできない。

しかしながら日本は横並びで同業者が多く、
過当競争による価格引き下げで体力勝負から業界が疲弊し、
新規開発投資の余裕がなくなって全体が衰退している。
それ故、価格競争のない分野への
新規事業にチャレンジしなければ永続は難しい。

DX(デジタルトランスフォーメーション)
マーケティング戦略組織をつくり、
新しい生活における価値観に対応していく必要がある。

①企画戦略プロジェクトチーム(企画プロ)
②業種提案ソリューションインサイド
 セールスプロジェクトチーム(業種プロ)
③企業グループフィールド
 セールスプロジェクトチーム(セールスプロ)

技術セールスは本営業の事業部が担当する。
各部門で蓄積したデータは全社で共有できるようにする。

マーケティングの究極の目的は、
セールスを不要にすることである。
お客様のほうから買いに来るようにする。

(ピーター.F.ドラッカー)


今日のつぶやき

意志あるところに道は開ける。
(リンカーン)

仕事のスピードと時間~1日を2倍活用する

忙しくて誰かに仕事を頼みたい時はどうするか。

急ぐ仕事は忙しい人に頼むほうが良い。

重要な仕事は忙しい高能力の人に頼むと、
仕事の重要度を理解した上で進めるので上手くいく。
仕事量は仕事の時間と比例しない。

能力の低い人は仕事のスピードも遅くミスも多いので、
同じ仕事でも勤務時間が長くお客様信頼も低くなる。

能力の高い人は仕事のスピードも速くミスが少ないので、
勤務時間は最小限でもお客様信頼は高くなる。
物事を心底理解してない人へ
無理に頼んでも時間が無駄になってしまう。

時間はコストでもあり利益でもある。
仕事の効率や楽しみの幸せを複合する。


時間があるからやる、
今日すべき仕事だからやるのではなく、
今日できる仕事をすべて行う人財は10年後大きく成長し、
組織のリーダーとなる。

1日2倍、時間を活用するには
①段取り八分
②今日のやることと優先順位を書く
③ToDoリストに見積り時間を記入
④時間の80%を仕事し20%は調整時間
⑤探し物はムダ時間


成果をあげるための習慣的な能力とは(ピーター.F.ドラッカー)
①時間管理 ➁組織(社会)貢献 ③強みを向上
④優先順位を決めて集中 ⑤成果を上げる意思決定


今日のつぶやき

自分がわかっていないことが
わかるということが一番賢いんです。

              (鷲田清一・哲学者)

善い目的、良い仕事

能力より、
まずは経営理念への共感が大事である。
仕事の報酬は仕事にする。
お金で釣る人事はしない。

お金で動く人材にはお金で裏切られる。
賃金が低いから成果が出せないという人は、
待遇を高くしても成果は出ない。
成果を上げた人には仕事や役割、待遇で報いる。

指示やお金のためよりも、
自分の夢のために働く人は優秀で良い仕事ができる。

大きな善い目的、
自分の目的のために働くほうが成果を発揮する。

人間の生き方が経営戦略につながる。

善い目的を追求し現実を直視して、
共感できる場を作って物語を実現していく。
トップはリーダーシップを発揮し、
このスパイラルで組織に浸透させる。


今日のつぶやき

ベストを尽くして失敗したら、
ベストを尽くしたってことさ。

(スティーブ・ジョブズ)

創立72周年! オープン経営

当社は10月22日に
創立72周年を迎えることができました。
これもひとえに皆様方のご支援とご愛顧によるものと
深く感謝しております。

引き続き創業以来の伝統を継承し、
経営理念を軸に協和の強みを生かして
「お客様信頼」を積み重ねるべく努力していく所存です。

今後ともご指導・ご支援を賜りますよう
心よりお願い申し上げます。





全社員が経営者のつもりで経営情報はオープンにして、
中期経営計画を実現するために
全社員が衆知を集めて知恵を出す。
最終的に社長が最適なものを決断する。

判断に迷う場合には、
一人ひとりが当事者意識を持つ
全社員経営者経営で、事故防止、
QCD(クオリティ・コスト・デリバリー)を向上する。

経営の判断基準は
世間から信頼されるかどうかである。
永続経営には
適切な熱い思いと心の余裕が必要となる。

リーダーはこれから起きる産業構造の中で
自らの強みを発揮しながら、
改革へと社員を導かなければならない。

課題解決能力より課題発見能力が重要となる。
他責的な逆境では万事を尽くして天命を待つ。
生物の使命は存続することであり、
時間を紡ぎプロセスを楽しむ。
企業はそのための手段、そして自然界は優勝劣敗である。


今日のつぶやき

幸の逆さまも幸

良い経営、強い経営とは

良い経営や悪い経営はない、
強い経営か弱い経営がある。

経営は結果であり、
社員や時代の相対的なものなので、
絶対に良い経営というものはない。
良い結果が出ていれば良い経営である。
儲かる商売はない、儲かる経営がある。

永続経営は
過去の時代を乗り越えてきた
強みの経営資産をぶらさないで、
さらに進化さすことである。
経営がぶれると強みは劣化してしまう。

強い経営は正しい経営でなく、
ぶれない進化経営である。


社長の仕事を理解するには
3年掛かるので3年は下積み勉強し、
前任者を踏襲して
その間により良い経営戦略を構想する。

人もお客様も新規拡大だけでなく、
現在の能力や関係を
さらに育んでいくことが効果的である。

ゴルフの理論だけ分かっても
実際には難しいことは解るが、
経営は試すことが出来ないので
駄目な意見を証明することが難しい。


【参考記事】
良い経営、悪い経営。永続経営における判断
https://sogom.at.webry.info/201804/article_2.html


今日のつぶやき

人生は、出来ることに集中することであり
出来ないことを悔やむことではない。

     (スティーブン・ホーキング)