実は親日、トルコへの旅
7月の始め、早めの夏休みで
トルコへ旅行してきました。
トルコはシリア難民360万人を含む
640万人の難民を受け入れている国です。
トルコ料理は世界三大料理のひとつと
知っていますか?
(フランス料理、中国料理と並ぶ)
三大料理に入るのは
宮廷料理として始まった国ばかり。
トルコはオスマン帝国時代がありました。
肉をローストした「ケバブ」が有名で
野菜やヨーグルト、ナッツを使用した
ヘルシーなメニューもあります。

国内の移動はバスで合計2600km

38℃の暑い中、5つの世界遺産を巡りました。
イスタンブールから西のトロイへ。
世界遺産①トロイ遺跡
ドイツの実業家が3年を費やして
掘り当てた遺跡。
ドイツの神話をもとに複製された
トロイの木馬がありました。
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その後は、エーゲ海で泳いで

クレオパトラと彼女の虜になった
ローマの権力者アントニウスが過ごしたという
世界遺産②エフェソス遺跡
アルテミス神殿

セルシウス図書館

世界遺産③パムッカレ ヒエラポリス遺跡
石灰でできた白い棚田は
「パムッカレ」(綿の城)と呼ばれています。


遺跡が沈む温泉プール。

世界遺産④ カッパドキア
火山灰と溶岩でつくられ
形のユニークな奇岩があり、
岩の中につくられた地下都市です。

宿泊も岩をくりぬいた洞窟ホテル

トルコのウユニ塩湖といわれるトゥズ湖。
観光客が散歩していました。

ラストは
世界遺産⑤首都イスタンブール
15~19世紀にオスマン・トルコの歴代スルタン王が
暮らしていたトプカプ宮殿。
宝物殿には豪華なオスマン帝国時代の宝飾品が
並べられています。
チューリップの宮殿と呼ばれたそうです。


チューリップといえばオランダ?と思いますが
オスマン帝国領内に自生した花だったとのこと。
18世紀に栽培や品種改良をして2000種にもおよび、
花だけでなく王冠や剣、建築装飾や絨毯、
日用品に至るまで文様が使われています。
ここにはハーレムがあり
1000人以上の女性が暮らしていた跡も。
王子を生むと階級は上がりますが
日本の大奥のような戦いが
繰り広げられていたとか。
そんな環境でも
王は食事の時はひとり


アヤソフィア博物館へ。

ボスポラス海峡をクルーズ。

実は深い友情で結ばれている日本とトルコ。
直接的な交流は、明治に入ってから。
1890年
明治天皇への返礼でやってきた使節団が乗った
巡洋艦エルトゥールル号が、
帰路に和歌山県沖で座礁して
使節団の9割が遭難することに。
その際に地元住民の献身的な努力と
日本の誠意ある対応で69人が祖国に生還された。
その後も義援金を送った山田寅次郎が
トルコと日本の架け橋となり友好が進んだとのこと。
そして
1985年イラン・イラク戦争時、
イランに取り残された日本人260人余を
トルコ航空が救助!
日本とトルコの温かな関係が
続いているのです。
☆参考:日本とトルコ125年の友情(毎日新聞)
http://mainichi.jp/sc/kainan/
トルコでも中国人、韓国人が多かった。
百聞は一見に如かず。
知っているのと実際に行くのは違い
行ってみないと分からない。
ぜひ機会があれば
さまざまな国に出かけてください

【参考】近場で味わえるトルコ料理
「シナソス」(大阪市北区堂山町)
http://www.sinasos13.com/
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